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熱処理用語集

な行

    ナイタルないたる

    鋼の光学顕微鏡組織を観察するための代表的な化学腐食液⇒硝酸アルコール溶液。

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    軟化焼なましなんかやきなまし

    塑性加工性または被削性の向上のため、Ac1点変態点の直下で行う加熱操作をいう。

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    二次硬化にじこうか

    鋼の焼戻温度と硬さの関係において、温度の上昇に伴う軟化がある温度で再び硬化する現象。
    この硬化は、残留オーステナイトからの化合物の析出、マルテンサイト又はベイナイトの生成によるもので、焼戻し中の分解又はこの焼戻しで不安定化された後の冷却によって変態したものである。一般的には、焼戻しの際に生じる合金炭化物の析出によって再び硬化することを指す場合が多い。

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    二次焼入れにじやきいれ

    浸炭後の焼入れにおいて、一次焼入れに続く焼入操作を二次焼入れという。一次焼入れ+二次焼入れの方法は、浸炭で結晶粒が粗大化すること、網状セメンタイトが生じる過剰浸炭を前提とし、その対策を図るためのものである。
    一次焼入れは、結晶粒の微細化と網状セメンタイトの破壊が目的であるが、残留オーステナイトが多く発生しやすい。二次焼入は、表面硬化層の組織を適切に改善することが目的である。

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    ねじり試験ねじりしけん

    円のほか、各種の断面形状を持つ棒状またはパイプ状などの柱状体の試験片にねじりモーメントを加えて、材料のねじりに対する抵抗力、せん断強さ、変形、横弾性係数などを求める試験。

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    ねずみ鋳鉄ねずみちゅうてつ

    炭素量がおよそ2%以上で、黒鉛組織を晶出している鋳鉄の中で、破面が灰色をしていることからねずみ鋳鉄と呼んでいる。

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    熱間加工ねっかんかこう

    圧延,鍛造,押出しなど金属の塑性加工を再結晶温度以上で行うこと。再結晶温度以下において加工する操作を冷間加工という。

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    熱間割れねっかんわれ

    鋳物や鍛造・圧延に際して熱間で生じる割れをいう。

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    熱応力ねつおうりょく

    物体内に温度分布があることによって、熱膨張量に位置的な差異が生じることから発生する応力をいう。

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    熱処理応力ねつしょりおうりょく

    金属部品の熱処理プロセスにおける加熱・冷却過程において生じる応力。

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