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熱処理用語集

用語一覧

    窒化層ちっかそう

    金属製品を窒化したとき、その表面に窒素、炭素が拡散して窒化物を形成し硬化した層を窒化層という。

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    中間焼なましちゅうかんやきなまし

    冷間圧延や冷間引抜きの途中でさらに加工を継続するとき、加工硬化を低減するために行う。

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    チル(薄肉鋳物)ちる(はくにくちゅうぶつ)

    薄肉鋳物では凝固時の冷却が大きいため、レデブライトが晶出しやすくなる。この部分をチルと呼ぶ。
    チルは鋳物の加工性やじん性を著しく劣化させるので、黒鉛化傾向が強く、チルを生じない溶湯を準備する必要がある。

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    疲れ限度つかれげんど

    無限回数の繰返しに耐え得る応力の上限値をいう。

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    疲れ強さ(疲労強さ)つかれづよさ

    反復する応力によって生じる破壊に耐える性質。

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    低温脆性ていおんぜいせい

    じん性に富む金属材料が、低温環境で非常にもろくなる現象。

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    低温焼なましていおんやきなまし

    冷間加工や熱処理、溶接、鋳造による内部応力を除去し、軟化したり、またその後の焼入れ時の焼入変形を少なくするための焼なましの事。温度の高いほど軟化程度が大きい。

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    トルースタイトとるーすたいと

    焼入れによって得られたマルテンサイトは、α鉄に多量のCが固溶したもので、硬くてもろい性質があります。これを粘い性質にするために、Cを吐き出させる必要があります。約400℃に加熱(焼戻し)すると、硬いマルテンサイトからFe3Cの形でCを吐き出します。この組織がトルースタイトです。
    フェライトとセメンタイトの混合組織で、マルテンサイトに次ぐ硬さです。ばね性もありますが、さびやすいのが欠点です。
    フランスのトルーストによって発見されました。硬さは400HV程度です。

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    ナイタルないたる

    鋼の光学顕微鏡組織を観察するための代表的な化学腐食液⇒硝酸アルコール溶液。

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    軟化焼なましなんかやきなまし

    塑性加工性または被削性の向上のため、Ac1点変態点の直下で行う加熱操作をいう。

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